第3回日越観光協力委員会報告

第3回日越観光協力委員会報告
    ベトナム ハノイで「第3回日越観光協力委員会」開催2010年11月11日(木)にベトナム観光総局(VNAT)、国土交通省観光庁が主催する第3回日越観光協力委員会出席報告がベトナムのハノイSilk Pathホテルで催され、日本から国土交通省、観光庁、観光業界、関係組織から13名が、ベトナムからは観光総局はじめ13名が参加した。当アジア太平洋観光交流センター(APTEC)からは国際兼業務研究部長 市川が参加した。開会挨拶ではVNAT代表が両国の観光訪問者を増加させる方法を打ち合わせる事がこの委員会のねらいであると述べ、日本代表は挨拶のなかでVisit Japanキャンペーン(VJC)により2003年の訪日観光客500万人から、2010年1000万人の目標、現在は2013年1500万人、将来3000万人を目標にしていることを述べた。   

 また、日本から海外へのビジットワールドキャンペーン(VWC)の対象にベトナムも加えていることを説明した。日越間協力は順調に発展しているが、日本からベトナムへの渡航者は、2005年度は32万人、2009年で36万人とまだ伸長する余地がある事を指摘した。ベトナム側プレゼンテーションでは、2010年のインバウンドは500万人を目標とし、北東アジアは28%、ASEAN諸国から16%、中国からが15%訪れているが、日本からは国別で4位の約36万人であること、また観光に携わる労働者は100万人であること等を説明した。また2015年までに日本人客インバウンド゙数を100万人まで伸す目標達成の為の在日ベトナム政府観光局設立構想への協力要請があった。日本側プレゼンテーションでは日本の人口減少もあり、観光活発化には海外との交流が肝要であり、2003年からインバウンド施策を本格的に推進しているが、2009年は落ち込んだ。2019年に2500万人達成を目標としていると説明された。更にまた、日本旅行業協会(JATA)からプレゼンテーションがあり、VWCベトナムプロモーションの基本計画構築についての説明があった。

ディスカッションでは、日本でのベトナム政府観光局設立構想・形態や、ベトナムの中部、海岸部の観光開発、また伝統、民族の多様性をツーリズムの魅力にしていく方針などが話し合われた。また招待視察旅行実施やターゲット層についても意見交換された。日本側は、より多くの日本人旅行者がベトナムを選ぶ為の諸方策や、データ検証することを提案した。会議はなごやかな雰囲気の中で行われ、両国間の良好な関係と観光交流の進展が感じられた。

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