持続可能な観光

鹿児島県・沖永良部島サステナブルツーリズムへ向けた観光協会の取り組み

団体種別観光関連団体

事例概要

鹿児島県沖永良部島は鹿児島市内から南西に550キロ離れた奄美群島のひとつ。人口約12,000人ほどの和泊町と知名町からなる農業を基幹産業とした小さな島です。2015年に町にひとつづつあった観光協会を統合し町のワンストップの観光プラットホーム「一般社団法人おきのえらぶ島観光協会」を設立しました。2011年から島の洞窟を利用してできたアクティビティ「ケイビング」を観光の核としてプロモーションを開始し、2016年には沖永良部島観光振興計画「Island Plus・アイランドプラス(離島の概念をつくがえす)」を策定しました。ECサイトでの特産品販売や観光案内所、コワーキングスペース、シェアオフィス等を備えた観光拠点施設「エラブココ」の運営を通じて、観光協会の自主財源の獲得の安定化を図るとともに、「おきのえらぶ島来訪者モバイルアンケート」により観光客の満足度等を計測し、島の観光の中枢として持続可能な組織運営を維持しています。