持続可能な観光

岐阜県大野郡白川村:世界遺産白川郷の景観保全と活用、住民生活のバランス

投稿日:2022/10/6 / 最終更新日:2023/5/31
団体種別 その他

事例概要

白川村では、世界遺産白川郷合掌造り集落に年間215万人(2019年)の観光客が訪れていますが、地域、時間帯とも局所に集中しており、交通渋滞やゴミ、トイレなどの問題が生じる一方、十分な観光消費を稼ぐ仕組みが構築できておらず、地域経済に還元できていません。また、高齢化や人手不足といった地域の持続可能性など課題も抱えています。「白川村第2次総合戦略〜いつまでも住み続けたい村づくりマスタープラン~」(2019年12月)では「人口は維持以上を目指し、持続可能な村をつくる」ことを基本目標として掲げ、観光面でもKPIと施策を示しています。未来の子ども達に世界遺産を守り繋げられるように、観光を活用した持続可能な地域づくりへの取組を進めています。