持続可能な観光

鹿児島県大島郡与論町:持続可能な星空ツーリズムの推進

投稿日:2022/12/16 / 最終更新日:2024/4/16
団体種別 自治体

事例概要

 南十字星が見える北限といわれる与論島。星空観察に適した環境であることから、新たな観光コンテンツとして星空ツーリズムの推進に取り組んでいます。
 この取り組みは、当初より、与論町と和歌山大学観光学部(2019年9月に観光振興に関する包括的連携協定を締結)が連携して取り組んでいます。
 また、星空ツーリズムは持続可能な観光地開発に資する観光コンテンツとして注目を集めていることから、持続可能な観光開発の原則に基づき、以下の原則を踏まえて取り組んでいます。
・すべてのステイクホルダーに公平に社会経済的利益を配分する観光地開発(星空ガイドの育成)
・自然生態系に配慮した観光地開発(星空が見やすい環境の整備・光害対策)
・ホストコミュニティの社会文化を尊重した観光地開発(星空ツーリズムを通じた天体文化の伝承と活用)
 2023年には、これらの取り組みが評価され、オランダの「グリーンディスティネーションズ」が実施するアワードである世界の持続可能な観光地「TOP100選」に選出されました。