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鹿児島県大島郡沖永良部島:サステナブルツーリズムへ向けた観光協会の取組
持続可能な観光
鹿児島県大島郡沖永良部島:サステナブルツーリズムへ向けた観光協会の取組
投稿日:2022/12/15 / 最終更新日:2024/2/22
団体種別
観光関連団体
事例概要
鹿児島県沖永良部島は鹿児島市内から南西に550キロ離れた奄美群島のひとつ。島の総人口は約12,000人ほどで、和泊町と知名町の二町からなる、農業を基幹産業とした小さな島です。
2015年に各町に一団体ずつあった観光協会を統合し、島全体でワンストップの観光振興に取り組むべく「一般社団法人おきのえらぶ島観光協会」を設立しました。団体設立後は島の洞窟を利用してできたアクティビティ「ケイビング」を観光の核としてプロモーションを開始し、2016年には第一次沖永良部島観光基本計画である「Island Plus・アイランドプラス(離島の概念を覆す)」を策定しました。
ECサイトでの特産品販売や観光案内所、コワーキングスペース、シェアオフィス等を備えた観光拠点施設「エラブココ」の運営を通じて、観光協会の自主財源獲得の安定化を図るとともに、「おきのえらぶ島来訪者モバイルアンケート」により観光客の満足度等を計測し始めました。
2016年に策定した第一次観光基本計画「Island Plus・アイランドプラス」はコロナ等の影響もあり更新計画が策定できないまま2021年で期限切れとなっているため、現在は「島民の手による島民のための観光」というビジョンで第二次観光基本計画の策定に向けた準備を進めています。
基幹産業である農業の添え木となるような、沖永良部島らしいサステナブルな観光の在り方を体験いただけるようなコンテンツを増やし、観光マーケティングデータを活かした観光地経営組織に成長すべく、鹿児島県の支援を受けながら地域DMOへの登録を目指しています。
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