持続可能な観光とは、現在と未来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮し、訪問客、企業、環境、受け入れ側の地域のニーズに対応した観光のことです。観光には、社会・経済開発及び環境保護を推進し得る大きな潜在力があり、SDGsへの達成に貢献できるものと考えられています。実際SDGsを具体化するための、総合的な政策には全体を俯瞰できるデータが必要です。
持続可能な観光の測定(MST)への取り組みは、経済に焦点を当てた従来の統計の枠組みから、環境・社会面を含む持続可能な観光を測定するための統計的アプローチを進めるためのものです。
MSTフレームワークがもたらすのは、以下のようなものです。
•サステイナブル・ツーリズムを協議するための共通の言語
•達成度を国別に比較するツール
•よりよい調整・協力体制、健全な競争の基礎づくり
•世界的、また部門別で全体的に見える構造づくり
「持続可能な観光の測定(MST)の国際的枠組み」の概要はこちらからご覧ください。
MSTプロジェクトの詳細はこちらから(英語:UNWTO本部ウェブサイト)
※UNWTO本部のMSTプロジェクトは今後内容の更新を予定しています。