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「日ASEAN学生会議」で講演を行いました

日 時:2020年2月10日
場 所:東京都 東京大学
テーマ:「オーバーツーリズムと持続可能な観光開発」
講演内容:持続可能な観光
参加人数:学生32名(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、ベトナム、日本)

本会議は外務省が推進する「JENESYS2019」の一環として、
NPO法人Multilateral Interaction with Students (MIS)の協力のもと、
株式会社JTBにより実施しました。

「JENESYS2019」は、日本とアジア太平洋地域における10日間の人的交流プログラムです。主な目的は、日本とアジア太平洋地域間の相互の信頼と理解を促進し、将来の友好関係と連携の基礎を構築すること及び日本の政治・経済・社会・文化・歴史及び外交関係等の理解を奨励することです。

東アジアの参加者達は、このプログラムの中で、日本の政治、経済、社会、歴史、文化についての講義や、日本をより理解するために外交関係に関する講義に出席しました。また、教育現場や教育機関、ハイテク分野や伝統産業の現場、世界遺産、地方自治体を訪問し、文化イベントやワークショップ、地元の方々との議論に参加しました。その他、ホームステイや家庭訪問、文化的なアートイベントといった、自ら実践的に経験し学べる機会に参加しました。同参加者は、この会議の報告やプログラム期間後のSNSを通じて、日本の魅力に関する情報を発信することになっています。

UNWTO駐日事務所は、プログラムの内の一つ「オーバーツーリズムと持続可能な観光開発」において、持続可能な観光に関する講演を行うために招待され、グループワークを交えた講演を1時間半行いました。UNWTOやUNWTO駐日事務所についての紹介のほか、近年の世界の観光統計について紹介しました。その中で、SDGs達成に向けたUNWTO の取組、持続可能な観光地づくり国際ネットワーク(INSTO)、UNWTO加盟国の持続可能な観光に関する方針といった、観光と持続可能な開発を重点に説明しました。講演の中で、3つのグループワークを取り入れました。一つ目は「UNWTOにおけるSDGのための観光プラットフォーム(SDGs毎に各国の取組をまとめたwebサイト)」、2つ目は「INSTOについての重点事項」、そして3つ目は「オーバーツーリズムを緩和する取組」でした。3つ目については、課題に直面しているデスティネーションである京都へのオーバーツーリズム視察と関連付けて行われました。

※JENESYS2019に関するウェブサイト (日本語)

1. UNWTO駐日事務所講演の様子
3.グループワークの様子
2. UNWTO駐日事務所講演の様子
4.集合写真


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