日 時:2020年11月11日(水)9時5分~10時40分
場 所:九州産業大学
テーマ:「持続可能な観光に向けたUNWTOの取組と地域振興策について」
参加人数:98人(経済学部3人、商学部8人、地域共創学部(観光・地域づくり学科)33人、
理工学部1人、生命科学部1人、芸術学部4人、国際文化学部4人、人間科学部3人、
GLP学生11人、教職員等30人)
UNWTO駐日事務所は、九州産業大学が国際社会の最前線で活躍する学生の育成を目的として実施する特別教育プログラム「グローバル・リーダーシップ・プログラム(GLP )」の一環として以下の通り講義を行いました。
〇第1部:UNWTOについて/持続可能な開発目標(SDGs)へのUNWTOの取組
・UNWTO本部や駐日事務所の組織・取組について説明
・観光の重要性についてSDGsを交えて紹介
・観光振興の課題(オーバーツーリズム)や近年の世界における観光政策の潮流について説明
・UNWTOが推進する「持続可能な観光地域経営推進国際ネットワーク(INSTO)」の紹介
〇第2部:国際観光の動向と新型コロナウイルス感染症に対するUNWTO の取組/観光と地域振興
・新型コロナウイルス感染症による影響や現在の国際観光の動向、今後の観光客数の見通し
(シナリオ)を概説
・地域振興に向けて、地域のブランド力とは何か、いかに地域のブランド力を構築するかにつ
いて紹介。観光と地域振興の可能性について考察
講義後の質疑応答では、参加者からジオパークと地域ブランドとの関係性、海外における国内観光の事例、ウィズコロナ(Withコロナ)時代の観光の在り方等について多数の活発な質問が寄せられました。 今後の観光の将来像について、学生の皆さんとともに考察できる貴重な機会となりました。