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大阪成蹊大学で講義を行いました

 大阪成蹊大学は、2021年1月に、UNWTOの賛助会加盟員として加盟しました。そしてこの度、UNWTO駐日事務所は、連携の一環として、5月に2回の招待を受け、以下の講義を行いました。

  • 国際観光ビジネス学科 専門演習3「日本とグローバル人材」

日  時:2021年5月12日(水)15:00時~16時40分
場  所:大阪成蹊大学
テ ー マ:「持続可能な観光に向けたUNWTOの取組とSDGs」
参加人数:55人(国際観光ビジネス学科3年生)

  講義の中で、UNWTOが昨年リリースした国内観光の市場に関するレポート(Understanding Domestic Tourism and Seizing its Opportunities)について紹介し、日本の国内市場の観光回復における可能性について述べました。また、持続可能な観光の実現は受入側の取組だけではなく、観光客側にとっても重要であることから、ペアワークにおいて、UNWTOの「責任ある旅行者になるためのヒント」や、「観光とSDGs」のパンフレットを参照しながら、将来の旅行者に対するアドバイスをペアワークの中で考えました。その中で「自分専用のストローを持ち歩く」や「訪問先の国の規則を事前に知る」等の様々なアイデアが上がり、一人ひとりが観光客の行動がどのように地域社会に影響を与えるかなどについて考えました。

5/12 講演の様子①
5/12 講演の様子②

資料のリンク先:

UNWTO国内観光の市場に関するレポート
(UNWTO Briefing Note – Tourism and COVID-19, Issue 3. Understanding Domestic Tourism and Seizing its Opportunities)

https://www.e-unwto.org/doi/epdf/10.18111/9789284422111

UNWTO出版物 日本語版資料

https://unwto-ap.org/document/jp/

  • 国際観光ビジネス学科 「専門演習1」

日  時:2021年5月21日(金)15:00時~16時40分
場  所:大阪成蹊大学
テ ー マ:「持続可能な観光に向けたUNWTOの取組と観光・グローバル企業を目指す皆様へ」
参加人数:68人(観光ビジネスコースおよび国際キャリアコースの2年生)

 授業の中ではUNWTOの組織概要と国内外での活動内容を紹介するとともに、持続可能な開発目標(SDGs)に対する取組として、障がい者対応の旅行予約システム、パラオの環境保全に向けた事例、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)対応の実例などを紹介しました。

 また、ペアワークの中で、学生達はSDGsへの取組として体験したこと(又は実現できれば良いこと)について、これまでの旅行経験などの中からの実例を考えました。 さらに、今回の対象年次が、就職活動が活発化する前の2年生ということで、将来、観光以外の国際公務員に関する仕事を目指す場合の心構えなどについても、講義の中で織り込みました。

5/21 講演の様子①
5/21 講演の様子②

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