UN Tourism本部賛助加盟員(UNWTO Affiliate Member)
概 要
世界観光機関(UN Tourism)は、1970年秋に採択されたUNWTO憲章に基づき設立された、観光分野における世界最大の国際機関です。この憲章は、国際間の理解、平和及び繁栄に寄与するため、並びに性、言語又は宗教による差別なく、すべての者のために人権及び基本的自由を普遍的に尊重し遵守することに寄与するため、観光を振興し発展させることを根本目的としています。この目的を達成するためUN Tourismは、1975年1月2日に発足し、本部をマドリッドに置き、2024年1月現在、加盟国160ヵ国、加盟地域6地域、500以上の賛助会員により活発に活動を実施しています。更に、2003年12月には国際連合の専門機関となり、貧困軽減等の国連の目標を達成するため、さまざまな事業を実施しています。
年会費
2024年€2700, 2025年€2900 当年12月までの年会費月割按分を請求、翌年からは年初に年会費を請求
入会日
年2回開催のUN Tourism執行理事会において仮承認、総会において正式に承認(UN Tourism本部から仮承認通知書が届き次第、UN Tourism賛助加盟員として各種プログラムに参加可能)
メリット
旅行・観光分野における教育訓練ワークショップ及び観光研究出版物の発行、革新的な潮流についての情報共有を通じ人的資本の可能性を拡大します。
- UN Tourism総会・地域委員会・UN Tourism賛助加盟員全体会議に参加することができます。
- 1100冊を超えるUN Tourism Elibraryへ直接アクセスすることができます。
- 興味のある分野においてUN Tourism本部と共同で出版することが可能です。(例:UN Tourismと日本観光振興協会(JTTA)、ぐるなびは日本国内におけるガストロノミーツーリズムに関する調査報告書「UN Tourism Report on Gastronomy Tourism: The Case of Japan」を発行)
- 興味のある分野において賛助加盟員部が出版する冊子に寄稿することが可能です。
- UN Tourism本部のウェブサイトにお名前及び事業の紹介を掲載することができます。
- 賛助加盟員の目的や専門性に基いて、UNWTO本部と業務提携する等、連携活動が可能です(日本観光振興協会は2015年12月にUN Tourism本部と業務提携の覚書を締結)。
- UN Tourism賛助加盟員ニュースレターにおいて事業・活動内容を世界へ発信することが可能です。
- UN Tourismの賛助加盟員間におけるテーマ別のネットワークに加入し、世界各国の賛助加盟員と情報・知見の交換をすることが可能です。加え、 具体的テーマ提案し、知見を交換することができます。
〇既存のワーキンググループ(2022年6月時点):アクセシブルツーリズム、SDGsサポート、サイエンティフィックツーリズム
●UN Tourism賛助加盟員部が同会員内で発信したい内容について情報共有ができるよう支援します。
(賛助加盟員専用のプラットホームAM Connectedで情報共有が可能です。)
●UN Tourism賛助加盟員用のロゴが使用できます(その都度要申請。テンプレート有)。