第7回UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラムを開催しました。

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実施日 : 2022年12月12日(月)~15日(木)
場所 : 奈良県コンベンションセンター他
テーマ : Gastronomy Tourism for People and Planet: Innovate, Empower and Preserve
(人と地球のためのガストロノミーツーリズム:革新し、活躍を推進して、維持する)
参加人数 : 約30カ国、450人以上(国内約300人、海外約150人)
※オンライン参加:約125カ国、1,000人以上

主催 : UNWTO(国連世界観光機関)、BCC(バスクカリナリーセンター)と共催
地元主催者 : 奈良県
後援 : 観光庁

奈良県で第7回UNWTOガストロノミーツーリズムフォーラムが開催され、国内外の専門家が集結しました。

UNWTOとBCCが主催する本フォーラムは、ガストロノミーツーリズムが女性や若者の地位向上に貢献し、サステナビリティを支援するためのプラットフォームを提供しています。

開会式で、ズラブ・ポロリカシュヴィリUNWTO事務局長は次のように述べました。
「今回のフォーラムは、専門家がベストプラクティスを共有し、人材、サステナビリティ、イノベーション、社会的包摂におけるガストロノミーツーリズムの役割を高め、地域や地方の発展にとっての重要性を強調するまたとない機会である。」

ズラブ・ポロリカシュヴィリUNWTO事務局長

ホセ・マリ・アイセガBCC学長は次のように述べました。

「ガストロノミーは多くの課題に直面しているが、同時に多くのチャンスもある。ガストロノミーは多様で幅広い分野であり、生産、ホスピタリティ、観光、レストランを含むバリューチェーンである。また、文化的、社会的、経済的な次元も統合している。今回のフォーラムは、ガストロノミーツーリズム部門の複雑性を取り上げると同時に、その大きな可能性を反映するものとなった。」

また、荒井正吾奈良県知事は次のように述べました。

「ここで議論したことは、地球社会・地域社会の持続可能な発展のために非常に重要なことだと考えている。今回のフォーラムで提供された新しいアイデアや洞察の交流に刺激を受けている。」

ホセ・マリ・アイセガBCC学長
荒井正吾奈良県知事

〇 若者とジェンダーのエンパワーメントのための観光

ガストロノミーツーリズムが女性や若者のエンパワーメントを促進するためのテコとして機能するよう、参加者は、より良い労働条件を提供し、人材を惹きつけ、維持するための取組の必要性を強調しました。また、資源の持続可能な利用、地元の特産品やノウハウの促進、責任ある消費を保証するガストロノミーツーリズムの戦略と実践をデザインする最良の方法にも焦点が当てられました。

特に、より持続可能な世界の食料システムを支える手段として、食品廃棄物の削減の必要性が強調されました。この機会に、UNWTOは、一貫した行動を可能にし、循環性を強化するために、One Planet Sustainable Tourism Programmeの枠組みの中で開発された、「観光における食品廃棄物削減に関するグローバルロードマップ」の公開協議を開始しました。

セッション1「女性と若者:才能にスポットライトを当てる」

〇 企業によるエシカルツーリズムの取組

UNWTOとBCCが主催する第3回UNWTOグローバル・ガストロノミー・スタートアップ・コンペティションも開催されました。ここでは、6人の才能ある起業家が、持続可能な開発目標がもたらす課題に対する解決策を共有しました。Byfood(日本)、Local Food(ブルガリア)、2492IOneArmenia(アルメニア)、Tenemos Filo(コロンビア)、Beyondnext(韓国)、Soplaya(イタリア)が革新的な提案を行い、Byfoodが優勝を果たしました。

2023年のフォーラムは、スペイン・バスク地方のサンセバスチャンで開催される予定です。

本フォーラムの動画等の詳細は、こちらのUNWTO本部のHP(英語のみ)でご確認ください。