事例概要

　瀬戸内国立公園に浮かぶ小豆島の中央から東に位置する小豆島町は、「日本のオリーブ栽培発祥の地」として知られており、温暖少雨の穏やかな気候で海と山の美しい自然に囲まれた町です。約1,300万年前の火山活動によって形成された奇岩と崖地の絶景を有する寒霞渓は日本三大渓谷美の１つに数えられ、小豆島が世界に誇る景勝地となっています。また、醤油や佃煮、素麺、オリーブなどの食文化、農村歌舞伎、小豆島八十八ヶ所霊場などの伝統や歴史も有しており、離島でありながらも豊富な観光資源に恵まれた県内でも人気の観光地となっています。また、近年では、３年毎に開催される瀬戸内国際芸術祭による海外での認知度の高まりにより、インバウンド需要も著しく増加しています。