事例概要

沖縄県の久高島では、人口わずか200人ほどの島に、年間約６万人の観光客が訪れ、様々な問題が起きていました。また、島に戻りたい若者が増えるなか、島に仕事と住居が無いことが問題となっていました。解決策として、島人がありたいと願う暮らし・風景を守り、これらを観光に下支えしてもらう仕組みづくりへの挑戦が始まりました。
具体的には、島の多様な地域資源を体験してもらうためのツアープログラムを開発するなど、島全体への経済と観光交流の浸透に取り組みました。そして、観光客へのオンラインアンケート、住民アンケートを実施し、「四方良し」のうち、観光客と地域住民のモニタリングを実施しています。残りの地域資源と地域経済のモニタリングが今後の課題となっています。