持続可能な観光

奈良県田原本町:田原本町におけるガストロノミーツーリズムの取組み

投稿日:2023/1/10 / 最終更新日:2023/1/16
団体種別 自治体

事例概要

 奈良県田原本町では「持続可能な観光地域づくり」と「ウェルビーイングなまちづくり」を両立するにあたり、長年地域で育んできた食文化を基軸とした「住んでよし、訪れてよしの地域づくり」の取組みを町内事業者の有志が中心となって開始しました。
 2022年12月に奈良で開催された第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラムを契機に、日常的過ぎて見過ごされてきた地元の食文化の価値を、来訪者より得られた評価としてフィードバックすることで地域が地域の価値を再認識するとともに、今後のガストロノミーツーリズム(注1)の推進に不可欠な取組みを可視化、共有化し課題解決に取組むものです。
 有名観光地ではなく、まだ開始したばかりの取組みですが、50年後・100年後も住み続けられる地域であるための持続的な地域経営の実現にむけた気付きを共有させて頂きます。

注1:ガストロノミーツーリズム:その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などから育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的とした旅行。
(UNWTO(国連世界観光機関)の第7回世界フォーラム開催告知書面より引用)