ホームトピックスツーリズムハイライト(2014年)が発行されました

ツーリズムハイライト(2014年)が発行されました

国連世界観光機関(UNWTO)はこのほど、過去1年間の観光統計データを基に、国際観光の概要を紹介する冊子「ツーリズム・ハイライト(2014年)」を発表しました。今号は、2014年5月までの各国各地域及び国際機関からの報告内容を反映したもので、2013年の国際観光に関する主な動向および予測は以下のとおりです。

2013年の国際観光客到着数は、2012年の10億人から全体で5%増加し10億8700万人となりました。アジア・太平洋地域は6%増で、最も力強く伸びた地域であり、これにヨーロッパ、アフリカ(それぞれ5%増加)が続きました。米州の国際観光客到着数は、3%の伸びを見せ、中東は横ばいとなりました。2013年の国際観光収入は2012年の1兆780億米ドルから増加し、1兆1,590億米ドルとなり、国際観光収入実績全体の5%成長は、到着数の増加率に等しくなっています。中国は、国際観光における支出が1,290億米ドルとなり、世界一の送客市場の地位を確かなものにしました。

2014年1月のUNWTO予測では、国際観光客到着数は4%~4.5%増加しており、同の長期予測である「Tourism Towards 2030」の年間3.3%成長を上回った。2014年の地域別予測ではアジア・太平洋地域(5%~6%増)が最も力強く伸び、これにアフリカが続く(4%~6%増)とみている。

ツーリズムハイライト(2014年)の主な内容は以下の通り
国際観光における年間の主な動向
国際観光客到着数(実績)
国際観光収入(実績)
旅行目的地世界上位国・国際観光収入上位国(10位まで)
地域別実績と主な要因(ヨーロッパ、アジア・太平洋、米州、アフリカ、中東)
国際観光客送客数及び国際観光支出上位国 (10位まで)
Tourism Towards 2030 における長期的な見通し
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こちらからダウンロード可能です(英語版 無料)
http://mkt.unwto.org/publication/unwto-tourism-highlights-2014-edition
※UNWTOアジア太平洋センターでは、「ツーリズムハイライト(2014年)」の日本語版を8月中に発行の予定です。

なお、最近の短期的動向については「UNWTO世界観光指標(UNWTO World Tourism Barometer)」をご利用ください。
http://www.e-unwto.org/content/?Subject=World+Tourism+Barometer
(お問い合わせ先)
一般財団法人アジア太平洋観光交流センター
(国連世界観光機関(UNWTO)アジア太平洋センター)
担当: 藤井  吉田
電話:0742-30-3880 Fax:0742-30-3883
E-mail: info@unwto-aptec.org

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