シンポジウム「都市観光の予測を超える成長に対する認識と対応  ~観光地をいかにマネジメントするか?」を開催しました。

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日時:2019年12月11日(水)

場所:メルパルク京都(JR京都駅前)

テーマ:観光地マネジメント

参加人員:自治体、観光関連団体、観光事業者、学術研究機関などから118名

現在、国際観光客数は世界中で増加の一途を辿っていますが、一方で、観光客の増加に伴い、一部の

地域においては、過度な混雑をはじめとする地域住民の生活環境の悪化や観光資源の劣化といった、いわゆる「オーバーツーリズム」や「観光公害」と呼ばれている課題が顕在化しています。

今回のシンポジウムでは、世界各国及び日本の状況や先進的な取組事例を国や自治体、学術的な専門家に講演していただくことで、「観光客と地域住民の双方を考慮しながら、いかに都市が持続可能な形で

観光を管理していくか」といった、これからの観光目的地や観光事業者が求められるマネジメントに関して、このシンポジウムを通じて一緒に考えていただく機会を参加者に与えたいと企画したものです。

 シンポジウムの冒頭には、APTEC 尾崎会長より開会の挨拶があり、その後にUNWTO本部のブトレール上級部長および近畿運輸局八木局長より来賓挨拶をいただきました。

 次に、UNWTOアジア太平洋部のファン副部長より、UNWTOが一昨年に発刊した観光マネジメントに関する報告書「Overtourism? – Understanding and Managing Urban Tourism Growth beyond Perceptions」をベースにした基調講演をいたしました。

 そして、この基調講演の後には、持続可能な観光マネジメントをテーマに、以下の講演者の方々から其々ご講演をいただきました。

   講演1:持続可能な観光の推進に向けた観光庁の取組み

         講演者:観光庁 参事官(外客受入担当) 片山 敏宏氏

  講演2:市民・観光客・事業者・未来 四方よしの持続可能な観光地マネジメントの実践

講演者:京都市 観光政策監 糟谷 範子氏

   講演3:世界遺産白川郷の本質を新たな観光資源に、次世代へ如何に繋げるか

講演者:岐阜県大野郡白川村 観光振興課 課長補佐 尾崎 達也氏

   講演4:持続可能な観光地管理への取り組み-国外の事例をもとに

講演者:東洋大学 国際観光学部 国際観光学科 教授  古屋 秀樹氏

 また、最後にはUNWTO駐日事務所 鈴木副代表から、UNWTOが現在推進している「持続可能な観光指標を活用した取組(INSTO)」について、紹介を兼ねた現状報告をさせていただきました。

 ※INSTO = UNWTO Intenational Network of Sustainable Tourism Observatories

ブトレール上級部長

APTEC尾崎会長

会場の様子