UNWTOでは、7月に世界の観光セクターがどの様にプラスチック汚染と闘い続けることができるかについて、新たな勧告「観光セクターに向けたプラスチックゴミに対する提案」を発表しました。
また、エレンマッカーサー財団の協力のもとUNWTO及び国連環境計画(UNEP)が主導するプラスチック廃棄物の削減に向けた取組(Global Tourism Plastic Initiative)(2020年1月開始)において「2025年までに観光団体が具体的かつ実行可能な目標を立てて、責任をもって実行していく必要がある」ことをビジョンとして掲げており、推奨事項を4つの主要な領域に分けています。
・問題を起こしている、或は不必要なプラスチック包装や生産品を2025年までに廃絶する
・使用したすべてのプラスチック包装と生産品のリサイクル量を増やすための行動を起こす
・プラスチックのリサイクル率とコンポスト(堆肥化)率を上げるために協力し、投資する
・これらの目標に向けた進捗状況について、毎年公表する
この取組に賛同する企業への署名活動を実施しており、現在、世界大手企業であるアコーホテルズ、クラブメッド、イベロスターグループの他、この取組に賛同する主要な業界プレーヤー及び機関を含む、全世界から20以上の企業・団体が署名しています。
参考:
「観光セクターに向けたプラスチックゴミに対する提案」レポート(英語)
プラスチック廃棄物の削減に向けた取組(Global Tourism Plastic Initiative)(英語)
※署名団体一覧及び署名方法等をご覧いただけます。