日 時:2020年2月13日
場 所:沖縄県 那覇市厚生会館
参加人数:約60名
対象者:観光関連団体・企業、体験観光事業者
令和2(2020)年2月13日、沖縄県庁主催、NPO法人沖縄エコツーリズム推進協議会の共催により、「サステイナブル・ツーリズム・シンポジウム」が開催された。
沖縄では、入域観光客数が1000万人を超え、今後も増加基調にある中、観光客の地域的な集中による住民生活への影響や自然・文化資源の保全等に関する懸念等、新たな課題が生じており、持続可能な観光の推進に向けた動きが本格化しています。
本シンポジウムでは、鈴木副代表が世界各国での持続可能な観光の推進に関する取組の状況や、UNWTOが主導する、観光指標を用いた観光地モニタリングに関する取組「持続可能な観光地づくり推進国際ネットワーク(The UNWTO International Network of Sustainable Tourism Observatories(INSTO)」について講演を行いました。
また、講演後、「サステイナブル・ツーリズムの沖縄での展開に向けて」というテーマにて、沖縄エコツーリズム推進協議会の花井会長のコーディネートの下、2020年の世界自然遺産登録を目指して入島料や入域制限の導入等に取り組んでいる竹富町の世界遺産推進室長、特定非営利活動法人西表島エコツーリズム協会事務局長、「世界自然遺産登録推進共同企業体」等の官民連携を進めている日本トランスオーシャン航空株式会社執行役員とともに、サステイナブルツーリズムをいかに推進するか、また世界自然遺産登録に向けた各々の取組等についてパネルディスカッションを行いました。
同シンポジウムには、行政、観光関連団体、民間企業をはじめ約60名が参加し、活発な質疑応答が行われました。