日 時:2021年1月6日(水)13時~14時45分
場 所:UNWTO駐日事務所
テーマ:「持続可能な観光に向けたUNWTOの取組と地域振興策について」
参加人数:奈良県立畝傍高等学校 アドバンストコース15人(2学年)
奈良県立畝傍高等学校の生徒がUNWTO駐日事務所に訪問され、以下のとおり特別授業を行いました。また、授業の後には、学生が事前に課題として考えた、持続可能な開発目標(SDGs)の18番目のゴールについて一人ずつ発表を行いました。
第1部
特別授業のテーマ:「持続可能な観光に向けたUNWTOの取組と地域振興策について」
1.はじめに
(1)UNWTO(本部)
(2)UNWTO駐日事務所
2.持続可能な開発目標(SDGs)へのUNWTOの取組
3.持続可能な観光地域経営に向けたUNWTOの取組
4.国際観光の動向と新型コロナウイルス感染症に対するUNWTOの取組
5.観光と地域振興
第2部
課題発表
(課題の内容)
SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」には、17の目標があります。18つ目の目標を設定するとしたら、あなたならどのような目標を設定しますか?
特別授業の中では、SDGsへの理解をより深めていただくために、SDGsを「自分ごと」として考えることにも重点を置き、SDGsと持続可能な観光との関係について紹介しました。また、世界の観光動向や新型コロナウイルス感染症に対するUNWTOの取組のほか、地域のブランド力の構築という切り口で、日本や地元奈良の観光における課題や取組、可能性についても説明しました。
第2部の課題発表では、各学生が「SDGsを達成するための次世代のリーダーとなれる人材を育成しよう」や「SNSトラブルをゼロに」、「伝統と開発のバランスを考えよう」等といった、18番目のゴールを提示し、その背景についても説明しました。
今回訪問された15人は学校において課題研究を行っており、観光をテーマに研究をされている学生も多いことから終止、熱心に耳を傾け、メモを取っておられました。また、最後に今後の研究に役立てていきたいといった前向きなコメントをいただきました。