雪と文化をテーマに東北6県が連携し海外の観光関係者にアピールする「東北観光プロモーション会議」が山形県天童市で初めて開催されました。この会議は、東北の冬の観光について県をまたいで海外にアピールしようと、山形県が東北各県に呼びかけて開いたもので、山形県で昨年2月に開いた雪がテーマの「UNWTO国連世界観光会議」がきっかけとなっています。
今回の会議には、中国、韓国、台湾、香港の観光・メディア関係者26人を含む約150人が参加しました。
本会議では、小縣方樹(おがたまさき)東北観光推進機構会長の基調講演、6県代表による観光戦略の紹介もあり、商談会や交流会が開かれました。
会場では、秋田のナマハゲが登場するもの、舟歌で船下りの魅力を伝えるなど、各県の担当者が趣向を凝らし、東北の冬の観光の魅力をアピールしていました。
最後に、吉村美栄子山形県知事や東北の観光関係者が「冬の東北観光宣言」を行いました。宣言は「雪体験」「冬の祭り」「温泉」「冬の食」「冬の絶景」といった固有の観光資源を活用し、東北地方が一体となって訪日外国人旅行者(インバウンド)の拡大を目指すことをアピールされています。今後この会議は東北各地を会場に年1回開催する方向で調整を図っています。
本保代表は本会議の来賓挨拶での挨拶を行いました。
